about

戸田文浩

長野県生まれ。東京都立大学経済学部卒。
通信会社NTT勤務の後、1996年岐阜県立多治見工業高校陶磁科学専攻科へ入学。1998年同校卒。

多治見市に工房を借り、陶芸機材店で教室講師などをしながら制作活動。2005年、埼玉県所沢市に移転し作家専業に。
ギャラリー、うつわ専門店の常設、個展・企画展、クラフトフェアなどへ出展。
2020年オンラインショップ開設。

現在はオンラインショップでの販売をメインにしております。
イベントなど出展の際は、インスタグラムやブログでお知らせします。

<お店での取扱い>

暮らしのうつわ花田
POOL+

※現在新規での卸取引は募集しておりません。

【技法について】

素地土、化粧、釉薬の層(レイヤー)から、さまざまな白の色合いやテクスチャーが生まれます。

シンプルな形のうつわにその技法を施すことで、使いやすく表情のあるうつわとなっています。

灰雪はいゆき黒瓦手くろかわらで

黒土の素地に薄い灰釉をかけ、その上から青や黒の釉薬、次に艶のない白い釉薬を手で塗り重ねます。

黒土と3層の釉薬のグラデーションが独特の表情を生み出します。

柔手やわらで

いわゆる粉引です。テクスチャーを表現するため白化粧土を手塗りして、その上に灰系の透明釉をかけています。白化粧土の砂目が所々スクラッチを作ります。

彩陶さいとう

素地の上に鉄やマンガンを含んだ金属質の釉薬をつけてから適度に拭き取り、その上に艶のない白い釉薬をかけています。金属釉のムラが白い釉薬を通して出てくることで表情が生まれます。